2011年2月1日火曜日

二十世紀の忘れもの トワイライトの誘惑 佐治晴夫+松岡正剛 を読んで

「二十世紀の忘もの」と題したこの本は、二十世紀の最後の2年にあたる1999年1月に出版されました。この本は薄羽美江さんの企画された「匙塾」というサロンでの佐治晴夫氏と松岡正剛氏の対話を記録したものです。

佐治晴夫氏はまえがきで、「世の中の関心が巨大なものへと向かっているいま、”小さなもの” ”かすかなもの”へ関心を向けてみてはどうだろう。それは、みずからを生み出した宇宙への思いをみずからの魂の中に思い描いてみることだと言ってもよい」とかかれておりました。

また、松岡正剛氏は、あとがきで「二十世紀はデキのよいものばかりを発明し、また大胆な開発をしてきたが、それを存分に理解させることは怠ったように思う…。次の時代には再編集が迫られることになるのだろう。また、そのときは二十世紀だけを編集するのではなくて、歴史そのものの再編集が大きな課題になるだろうと思われる」とまとめられておりました。そんなお二人の思いを抱きつつ本文を読みはじめたいと思います。

これからのまとめ方としては、文章の中で私が気になったキーワード、センテンスをマップにします。ですから、この本に対する私の感想ではなく、私の感じたマップを対談、講義毎にまとめました。
この方法で、まずは目次から見てゆきます。

ここまで、2011年1月31日 記
第1章 夢の呼吸
【対談】トワイライトの誘惑

ここまで、2011年2月3日 記
第2章 青の記憶
【対談】月夜の虹

ここまで、2011年2月4日 記
第3章 時の芳香
【講義】小さきものの消息 松岡正剛
ここまで、2011年2月6日 記
     【講義】生と死の共存 佐治晴夫
ここまで、2011年2月8日 記
     【対談】「実在」と「非実在」の間に
ここまで、2011年2月10日 記
第4章 空の破片
【講義】宇宙の由来と将来 佐治晴夫
宇宙の誕生と将来についてマップは先生のお話が分かり易くまとまったと思います。
ここまで、2011年2月11日(誕生日。心身ともに丈夫に産んでくれた母に感謝) 記
     【講義】生命の由来と将来 松岡正剛
ここまで、2011年2月12日 記
     【対談】心と宇宙のミラーリング
ここまで、2011年2月19日 記
第5章 種の郷愁
【講義】生命から意識へ 松岡正剛
ここまで、2011年2月19日 記
     【講義】宇宙から意識へ 佐治晴夫
ここまで、2011年2月19日 記
     【対談】香ばしい失望
ここまで、2011年2月19日 記
第6章 月の遊技
【対談】二十世紀の忘れもの
以上、2011年2月20日 未明記 未完成のまま終了